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2009年1月

2009年1月30日 (金)

[時間の国のトンネル]

 雨

 大雨

 

 耳を騒がせ体を汚す

 

 トンネルを通った

 大きな大きなトンネル

 

 オレンジ色の光の中

 赤いマフラーが茶色に見えた

 

 

 遠く遠くに光が見えた

トンネルを抜ける

 大きな大きなトンネル

 

 雨が止んでた

 

 

 そうか

 私は未来に飛んだんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

やっと新しいのが書けました(^^;)
 
今日トンネルを通って思いついたものです。
実際は小さな小さなトンネルですけどね。
でも、赤いマフラーが茶色く見えたのは本当です(・_・)
 
でもなんか、今までのとちょっと違うタイプの詩になりましたね。
   
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat

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2009年1月24日 (土)

[砂中界]

 砂漠の猫は知っている

その地が永遠でないことを

砂漠の猫は知っている

彼女の悲しみのその訳を

砂の荒野を駆け巡る

目で追うと追い抜かしてしまうほどゆっくりと

砂の粒は時の瞬き

光る砂は追い抜けなかった河童の涙

私欲の翼で鳥が往く

宛てもなく、自分を探す

 多欲の翼で鳥が往く

 彼女の悲しみ、それを探して

 

 嗚呼、猫はいつでも知っている

 癒えない悲しみ、それを背負って

 

 獣の荒野に歩を綴る

 

 嗚呼、猫はいつでも知っている

 悲しみの核、それは彼女の涙

 

 さあその手に

 持てる分だけ砂をすくって

 

 

 

いつだって悲しいよ

彼女はここには、もう来ないから

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

ちょっと日が空きましたね。スイマセン・・・
これも去年の12月に書いたものです。
あとちょっとだというのに、まだまだスランプは終わりそうになく・・・
もしやこのまま書けなくなってしまうのではと、パニクリ気味の今日この頃。
 
あ、今日はかなり寒かったですね(-_-;)
   
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat

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2009年1月17日 (土)

[悲愴降下]

  冷たいソラ

 白い光を地に降らせながら

 

 いつだって僕は甘い味を感じてる

 

それは少し甘すぎるけど

その光が降るときは、いつだって甘さが必要なんだ

とても高いところにいるけれど

光はもっと高いところから降ってくる

それが不思議なほど悲しくて

僕の足跡しかない平らなコンクリートを

もう振り返る気すら起こらない

口に出して言ってしまうと

なんだか目と頬が温かくなった

ああそうか

とても冷たいこのソラは

本当はとても優しくて

優しいソラには

あまりにも悲しくて

ソラが、泣いてる

降り続く光は、いつまでたっても止まないけれど

僕のこの手に宿ることは、決してない

すぐ、手の中で消えてしまう

冷たい気持ちだけ、押し付けて

きっとすぐ消えてしまうのは

僕の手がまだ、ソラより熱いからだけど

なんだかいつも、ずるいような気がして

もう幾つも幾つも受け止めてきたんだ

僕ももう、消えてしまいたい

君たちはずるいな

口に出して言ってしまうと

目と頬が、今度はとても熱くなった

ああそうか

君たちだってつらいんだね

こんなに容易く消えてしまうほど

そうか

ずるいのは、僕なんだ

ソラが、泣いてる

その姿はとても大きいけれど

大きすぎて、何も出来ない

僕も何も出来ないから

君たちと一緒に、地に降ろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

これが去年(2008年)の12月に書いた詩ですね、やっぱり気分が関係してるんでしょうか、季節と同じ詩ですね。
最初はソラに嫉妬して、最終的には同じになろうとするという感情の流れで書きました^^
 
そして、もうすぐ今書いている詩が載せられるようになります(^_^)
といっても、長きに渡るスランプは、まだ続いています・・・・
早くまた書けるようになりたいです・・・
   
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat
 

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2009年1月16日 (金)

[飽きし夢見る愚か者]

 君の全てが好きだった

 気づいたころには、愛していたから

 

 愛していると気づいた時には

 もう叶わないと知ってしまったんだ

 

 それでも君が好きなのは

 きっとこれが、本気の恋だから

 

 何度愛する事がつらいと知っても

 君を愛して止まなかったのは

 

 何故だろう?

 

 君の魅力にあまりにも魅せられていたからか

 諦める事もあまりにつらかったからか

 ただプライドが許さなかっただけなのか

 

 未だ僕には解らないし

 きっともう解らないだろう

 

 いつか夢見ていた我が世の春は

 あまりにも愚かしかったことだろう

 

 この気持ちの分だけ

 君も僕を愛してくれたなら

 

 

 あまりにも都合よく、浅はかで

 決して訪れない闇の夢中夢

 

 

狼はいつだって、寂しいから遠吠えをする

僕も叫べばよかったのかな

遠く届かぬ君の場所まで

長く長く、ただこの気持ちだけ

叫べばよかったのかな

触れたいよ

君に今も、絶えず触れたい

でもきっと

君に触れてしまったら

また君を、苦しいほどに求めてしまうから

その声も

その瞳も

その髪も

また、君の笑顔を見てしまったら

僕はもう、引き返せなくなってしまうから

この愚かな独占欲で

君を傷つけてしまう前に

僕はもう、君の場所から去ってしまおう

もう君の姿は

僕の頭の、幻のまま

その遠吠えの主は、きっと僕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

***************** 鈴猫コメント *****************

これは、自分のなかでは失敗作ですね・・・
載せるのも躊躇しました。
詩として中身の浅いものになってしまったんですよね(-”-)
やっぱりちゃんと考えて書かないとこういうコトになるんですよね。
 
思いつきだけじゃ無理がありましたかね・・・(-_-;)
   
またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat

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2009年1月13日 (火)

[明日もし君が壊れても]

 言えなかった

 また今日も、君に

 本当のことを

 

 

 とても深い悲しみを

 癒してくれた人がいた

 とても優しい微笑みで

 

 その微笑みの後ろ姿を

 ずっと見つめながら

 見えなくなっても、そこにいて

 

 反芻する記憶はもう君の幻

 

 でも、欲しかったから

 君を傷つけても、それでも

 

 

 明日もし君が壊れても

 

 

 決して逃げないと誓う

 幻の中で、君の微笑みを振り返りながら

 

 一生そのそばで、微笑み続ける

 

 愛した理由が欲しくなったら

 また自分を知ればいい

 

 自分を見失ったときは

 また君の事を想えばいい

 

 そうすればきっと

 君の笑みに

美しさ以外のものを感じた記憶が甦るから

その全てが、また腕の中に戻るなら

君が腕の中にいた幻を

また取り戻せるのなら

今度こそ、離さないと誓える

明日もし君が壊れたら

きっともう

朝は来ないだろうから

君を好きになった気持ちの分だけ

永久の夜も、また愛せるから

いつまでも色褪せない君だけが

鈍色のこの心に、ケロイドの痕を残すんだ

 

 君への愛を知ったあの日から

 覚悟はもう、決まっていたから

 

今度こそ、本当のことを言うよ

だから明日

壊れずに、待っていて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

最近思ったのですが、私の詩って、恋愛詩が多いですよね。
今までもかなりいっぱいありましたし・・・
実際ロクな恋愛してませんけどね(^^;)
 
皆さんは初恋とかっていくつの時でしたか?
もし良かったら教えてください(^_^)
   
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat

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2009年1月12日 (月)

[哀痛酷子]

 それは、哀れな子

 魔女によって創られた

 未完成な子ども

 

 一定の範囲でしか息も出来ない

 食べることも話すことも知らず

 

 ただ魔術(ちから)だけを与えられ

 何も知れない哀れな子

 

 それでも、命はあった

 もう、産まれてきてしまったのだから

 それはきっと、命と呼べるものであったはずなのに

 

 

 魔女は、意思を持たなくして産まれてきてしまったその子を

 なんの躊躇いもなく

 その手で、殺した

 

 もう産まれてしまった

 ただの小さな子どもを

 

 

 そしてその魔女を

 私は、止めることが出来なかった

 

 私の姉を殺そうとしている、愚かな母を

 そう、私は二番目の

 創り物の子ども

 

 だからきっと、私が止めなければいけなかったのだ

 

 母は言った

 たとえあの命を生かしたとして、あの子に何が出来たと言うのか

             幸せになれぬ命など、何の意味があるというのか

 

 母の言葉に、全く理が無いとは言えなかった

 でも、それならば

母は私に幸せをくれるつもりで、私を創ったのだろうか

 

ただ利用するつもりで創ったのではないのか

 

たとえ幸せにするつもりで創ったとしても

姉の命の価値を決める権利など

決して母には無かったはずなのだ

お前はまだ考えが浅い。苦痛だけの人生など、決してあの子も望んではいなかった

 

 ならば最初から、産まれてこなければよかったのだ

 

 

 そのとき、もしかしたら

 本当に私の考えが浅かったのかもしれない

 

 これでは、母のやったことを

 ただ母に仕返しただけではないか

 肉片と化してしまった母を見て、私は涙を知った

 

 

 ならば私は、あの時どうすればよかったと言うの

 母の理を受け入れていればよかった?

 

 嫌よ、絶対に嫌―――

 

 だって

 だって私には

 

 たとえ姉であったとしても

 たとえ未完成な子どもだったとしても

 

 自らの母に命を奪われるその姿は

 

 ただの泣いてる子どもにしか、見えなかったんだから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

これも物語調の詩ですね。
この詩を書いていた頃は、物語調のものにはまっていたんです^^
Sound Horizonの歌も物語系が多いからですかね。
Sound Horizonにはよく影響を受けていると思いますから
皆さんも興味があったら聞いてみてくださいね。
   
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat

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2009年1月11日 (日)

[言わなかった約束]

  知ってるよ

 知っている

 

 あなたにとって約束が、もう意味を成さないこと

 

 でもお願い、これだけは―――

 

 

 風の吹いてた冷たい夜に

 いつまでも、その場所を離れられないまま

 

 もう二度と会わないと、約束した

 

 傘のない二人の間に

 酷く白い雪が降る

 

 もう二度と触れ合わないと

 心に誓い合った

 

 ごめんね、ごめんね

 そう、その後ろ姿に叫びたかった

 

 本当にずっと、好きだから

 背を向けてなお、まだ言い訳をしたかった

 

 少し前に交わした、最後のキスは

 もう、少しの温かさも残してはくれない

 

 だから

 

 もう一度交わしたい

 

 でも

 

 今はもう、触れるだけで痛いから

 

 

 さようなら

 そんな言葉さえ、もう言えない

 

雪を湛えた黒い空は

 

 あまりにも、冷たくて

 

 

 それでも

 

 もう会わないけれど

 もう二度と触れ合いはしないけれど

 温もりも消え去って

 空はこんなにも冷たいけれど

 

 お願い、いつまでも

 

 忘れないで―――

 

 もう一緒に笑うことも

 もう横で眠ることも

 もう抱きしめることも

 名前さえ呼べなくなるのなら

 

 

 もう笑えなくなっても

 もう眠れなくなっても

 もう息が出来なくても

 

 あなたを呼ばないと、約束するから

 

 もう絶対に呼ばないと、約束するから―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

これは去年の9月に書いたものなのですが、久しぶりに読んでみると結構ちゃんと出来てますね(・・;)
思い切り思いつきだったのに。
ただ単に場景と心境を語るだけでも、結構それなりのものが出来るもんですね^^;
 
インテックス大阪のイベント、行ってきました^^
すごく楽しかったです。
もう買いまくりました・・・・。(ああ、馬鹿な私。)
おかげで懐が寒いですがね。
でもとても楽しかったので、また行きたいです(^_^)
   
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしております

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2009年1月10日 (土)

[勇者と魔獣]

ほら、もう怖くない

 怖い魔獣は、僕が全部食べちゃったから―― 

 

 

 怯えた目をした君

 そんな君の目は、もう、見たくないから

 

怖いものは、全部僕が食べてあげるから

 光る刃を持って、迫りくる大人

 

 怖い顔をして歩いてくる

 なぜそんなことをするのか、僕には分からない

 でも

 

 殺さなきゃ

 

 

 僕ト同ジ目ヲシテイル

 

 

 濁った、汚れた眼

 

 そんな眼、君は受けなくていいんだから

 僕が全部受けて、全部飲み下してしまえばいい

 

 きっと僕も怯えた目をしていたけれど

 君と自分に言い聞かせるために、必死に呟き続けたんだ

 

大丈夫、僕が全部食べてあげるから

 

 いつだって僕は悪い魔獣の役だったんだ

 だから、どこを攻撃されたら痛くって

 どこを攻撃されたら倒れるのかも、知っている

 

 小さな少年の手に

 不似合いな、大きなバット

 

 狂った二匹の魔獣は、小さな勇者に倒される

 

ああ、どうかお願い今だけは・・・

 

 赤黒い血に濡れて、少年はその瞳を震わせる

 

 

 その美しい瞳に、僕を映さないで・・・・

 

 

 最悪の夜が、二人を包んで嘲笑う

 君のその小さな手が

 

泣いている僕の頬を、酷く優しく撫でた

 

嫌な感触が、二人の頬と手にこびりつく

 

 〰どうして泣いているの?

 

 君のその、また酷く美しい声が

 僕の汚れた胸に、小さな花を咲かせる

 

 ごめんね

 この涙はもう、とまらないんだ――

 

 

 君は少し悲しそうな顔をして

 また僕の頬を撫でる

 

こわい魔獣は?

 

 大丈夫、もう僕が食べちゃったから

 

 そう言うと、君は嬉しそうな顔をしてくれて

 胸は、切なくなった

 

 僕の殺してしまった魔獣は

 君の大切な人たちだったんだ

 

 

ひとつ、お願いだよ

 

 君の額に指を置いて、祈るように語りかけた

 

僕のことは、愛さないで欲しい。僕のことだけは、好きに、ならないで

 

もうすぐ僕は、いなくなってしまうから

 

 

 だからそれまで、もう少し遊ぼう

 

 君のその笑顔は、誰にも渡さないから

 

 

 君はまだ少し怯えた目をしているけれど

 

 もう怖い魔獣は消えたんだ

 

 

 

 ほら、もう怖くない

 怖かった魔獣は、全部僕が食べちゃったから―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

悲しい話ですね・・・(全部そうなんですけど)
私の中では、一応「少年」が殺してしまった二人の大人は、「君」の両親という設定です。
二人が遊んでいるところに、その両親が子どもを殺しにくるという恐ろしい場面です。
 
話が変わりますが、明日インテックス大阪で行われるオールジャンルの同人誌即売会に行ってきます。
もし来る人は探してみてください^^。ちなみに私の特徴は寸胴体系にベレー帽です。
   
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2009年1月 9日 (金)

[愛された聖女]

 業火の炎は

 静かに眠る彼女を守るかのように

 

 男を、殺した

 

 

 月のない夜

 ただ白い星達が、数多の世界の夜を飾っていた

 

 そんな、仄かな悲しみを誘う夜の中で

 邪心が、震えていた

 

 巨大な城の中

 一人の少女が眠るのには、聊か大きなベッドの中

 

 その中で、彼女は、眠っていた

 

 

 星の色をしたその肌も

 鮮血を滴らせたその唇も

 夜空を映したその髪も

 

 男の邪心を突き動かすのに、十分過ぎる程美しかった

 

 闇の中に歩を綴り

 闇を纏って現れた

 

 その身に邪心を宿した男

 

 ただ一人の姫を求めて

 果てとも言えるこの地まで

 歩き続けた狂い気の使徒

 

 

 その白い頬に翳される

 また美しき、鋭利の刃

 

 それは、邪心の中にあろうとも

 

ただ一人、本当に少女を愛した証であった

その美しき少女の総てを腕に抱き

男は果ての地からまた歩き出す

それはきっと、少女も望んでいたはずなのに

城の呪いは、彼女の意思をも受け入れず

ああ、醜き愛よ

本当にごめんなさい

あなたの胸に抱かれていたいのに

私の城は

誰も愛してはくれないの・・・・

業火に焼かれる男の体は

それでも少女を守り続けて

少女が目を醒ますころ

その場所は、また大きなベッドの中で―――

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

これは頭の中に絵が浮かんできて書いたものなんですよね。
砂漠を歩いている男と、宮殿の中で眠ってる女の子。
だから案外書くのは簡単でした^^
どうしても「醜き愛」という単語を使いたくて、ちょっと無理やりな感じで書き込みました・・・
 
絵で詩を書くのは結構いいもんですね
   
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat

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2009年1月 7日 (水)

[だいきらいなかみさまへ]

 かみさま

 かみさまはいまも、わたしをみているの?

 

 わたしのこと、ずっとずっと

 

 でも、わたしはあなたにみられたくない

 あなたのこと、きらいだから

 

 あなたのつけたわたしのなまえは

 いまもきえない

とても嫌な痛みだけ押し付けて

飼い主の証のようなかたちで

わたしの頭に喰い込んでいる

これも、あなたを嫌いな

私への罰?

あなたの事が嫌いだから

あなたは何の御加護もくれないのね

でもそれで、おあいこでしょう?

お互い嫌いで、睨み合ってる

私はあなたに祈りも感謝もしないし

 あなたは私に名前しか与えなかった

 

 でも、一つだけ感謝はしてるのよ?

 

 

 人はやっぱり

利益か無益の価値観で、人を見てることが分かったから

だってそうなんでしょ?

死んだ目をして

笑いもしないで

服もお金も家族も持ってない私には

誰も近寄ってや来なかったもの

ありがとね

おかげで馬鹿な過ち増やさずにすんだわ

でもやっぱり、私、貴方のこと嫌いよ

産まれた瞬間から睨みつけるくらいに

本当に、嫌になる

こんなに嫌いなのに

これから貴方の処に逝く事になるんだもの

絶対に悪事を起こして

意地でも地獄に逝くつもりだったのに

私にはそんな力も与えられなかったのね

結局、貴方を嫌うことしか出来なかった

覚悟しててね

貴方がつけた私の首輪

棘付きでその全身に埋め込んであげるから

私の受けたつらさも痛みも苦しみも

 全部、十倍返しで送りつけるから

 

 それで何か変わるわけじゃないけれど

 地獄にくらいは逝けるでしょ?

じゃあ、今からそっちに行くわね

精々お互いに悪態突き合って

仕舞いには殴り合いでもしましょうよ

とてもよわかったわたしより

だいきらいなかみさまへ

 

***************** 鈴猫コメント *****************

ちょっと日が空きました・・・
ずっと更新しようとは思ってたんですけど、中々出来なくて^^;
 
これはちゃんと一から考えて構成していった詩です。
結構気に入っています^^
神様とか激ラブ系の人には怒られそうですけど・・・すでにちょっと怒られましたし。
皆さんは、神様とかは信じてる方ですか?
これもちょっとアンケート的に聞いてみたいと思います(^_^)
 
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしております

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2009年1月 1日 (木)

[白の影]

 月光の彼方

 光と影が交差する

 

 死んだ彼の黒い影が

 白い彼女の手をとった

 

 奏でられる夜の曲

 眼を合わせたまま、彼と彼女はワルツを踊る

 

 汚れた空に包まれて、咎人のコンサートが開かれる

 

 

影なのに、あなたの肌は白いのね、黒のタキシードがよく似合う

 

君は・・・あぁ、アルビノだね。とてもきれいな瞳だ

 

 無表情な仮面の中で

 ただ声だけが静かに響く

 

 二人の瞳は緋と蒼

 

 理想郷は目の前に

 

 

君はここに、何を求めて来た? アルカディアなら、もうすぐそこにある

 

私はそんなものを求めて来たわけじゃないわ。・・・・・・影になりたくてここに来た。あなたと同じように

 

 彼女の冷めた声は、怜悧の気を纏い漂ってくる

 薔薇の棘をすり抜けて、二人のヒトは踊り続ける

 

 常人の世から遠く離れ

 

 自分の体を贖罪に、彼女は影の姿を求める

 

 

あなたなら、私を影にしてくれる? 永遠の片人に

 

喜んで・・・、君の瞳は好みだ。是非僕の片人に

 

 そして彼女の手は離れ

 

 泉の下(もと)、白き十字架に架かる

 

さあ、その体全てを贖罪に・・・、こっちへおいで

 

 儚い彼女の命は跡切れ

 その肌に紅い花を咲かせた

 

 そして肉片と化した彼女の後ろ

 永久の月が照らし出し

 

 

 また、生まれる

 

 

やあ、おはよう、僕の片人。これからは永遠に、月満ちる夜の中で・・・・・

 

ええ、おはよう、私の片人。いつまでも永遠に、闇溶ける城の中で・・・・・

 

 白かった髪を漆黒に染め

 新たなヒトとなり彼女は目醒めた

 

 

 

さあ、世の光届かぬこの城で

            最愛の夜を生き続けよう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************** 鈴猫コメント *****************

今回の詩は、ちゃんとイメージがあって作った記憶があるですが・・・
思い出せません。
せっかく意味を込めたのに・・・
何かちゃんとしたイメージがあったんですがねぇ(;_;)
これが去年(2008年)の九月に書いたものなので、ちょっと記憶が曖昧です。
あともうちょっとで今書いている詩に到達するので、どんどん頑張りたいです^^
 
では、またご意見&ご感想など、コメントお待ちしておりますcat

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