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2008年5月

2008年5月26日 (月)

[罪人]

罪を犯し、地獄の門を抜け出した人間が、走り続け辿りついたのは

つかの間の安息と

希望への光

だが、後をつける罪は全てを奪ってゆく

逃げ続け追い求める安息と希望は

いつなのか分からぬうちに血を映した空へ消えた

寄り木をなくした喪失者は、やがて自分を追い込んでいく

 

一滴の血の雨は

 

いつかの昔、平安で幸せだった日々の記憶

 

そして、再び地獄へ戻っていく

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2008年5月25日 (日)

申し訳ありません

すいません、パソコン及びハードディスクの余命が不安になってまいりましたので、もしかしたら、ここ数日の間ブログに顔が出せないかもしれませんdespair

御贔屓になさって下さっている方々には申し訳ありませんが、しばし御了承下さいweep

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2008年5月24日 (土)

[人情]

人は長く生き、子を残し、生物の上のものであり続けた

そして支配することに慣れた傲慢な人間は、いつしかこう思う

なぜ私たちより上に神があるのか

天の上から見れば、瞬きほどしか生きない小さなものなのに

その大きさに見合わず、その中の欲という心はとても巨大だ

いつしかその欲は、黒く悪に染まっていく

そして人は、その欲を満たすためなら

平気で裏切り

騙し

殺すようになっていく

大切なものを指に掠めることもできないまま

そうして

長く長く時間をかけ、賢くなり続けた人間は、次は神をも裏切ることになる

永遠の親を裏切ることに

たとえ、誰かがそれを止めようとしたとしても

身を挺して神を守ろうとしたとしても

神は人に裏切られていく

人という名の造形物から

その心から 

 

そして

彼らが手に入れたものと引き換えに失うものは

たくさんの命と

他人からの愛と

暖かな日差し 

 

そうして全部が、壊れていく

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2008年5月22日 (木)

「死空言」

いつの日か望んだ、金色の夢

一つの屍が願う、ただ一つの願望

生きた日への想いは、音もなく形を成していく

欲しかったのは、理由

生きる理由

探す理由

求める理由

生きたいのは、思い残したことがあったから

探すのは、その屍が生きた証

求めるのは、欲するものが手にないから

大きくも、叶うことのない悲しい夢

何よりも小さく、儚く、脆く重い

だが同時になによりも、真実で、確かなものだ

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2008年5月19日 (月)

[月光悲願]

夢に浮かぶその残像は

やさしさを思わす幼き日の記憶

今はもう届かない願いの欠片は、月の光に溶けていく

光と光の合間を縫い、その銀の光の中に、溶けていく

願いと想いの消えた心

その中に残るのは、忌まわしき過去の深い傷

消すことは容易く、心にはなにもなくなる

だがその時と事実は、月に解けて消えるはずもなく

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2008年5月15日 (木)

[二重道]

裏切りは裏切りを呼び

涙は次の涙を呼ぶ

流された血はとどまらぬ想いか、それからくる新たな願いか

友と思うは容易くも、敵と思うは難しく

容赦は敗北を招き、勝利への道は閉ざされた心への道

一人は迷い、悩むだろう

一人は瞬き一つせず、ただ一つを選ぶだろう

たとえ間違っていようと

あっていようと

彼らが選んだものなのだから

だが悩んだものには、ただ一つ

恐ろしきカウントダウンが訪れる

さあ、選ぶべき道は、二つに一つ

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[感情毛糸]

恐怖とは、開けてはならぬ扉

愛とは、大きくも脆い扉

鍵の形は互いに違い、多くの感情はあいまみえる

混沌の闇の中で叫んだ声は

輝く光の中で呟いた言葉は

はたしてなんと名するべき情なのだろうか

悲しみと怒り

愛と想い

憎しみと怨み

それは開けば閉じることを知らぬ扉

もつれ合った糸のように、思えば思うほどに深まっていく

流れ出す感情の渦は、止められぬものなのだろうか

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2008年5月14日 (水)

「問い道」

行くべき道は、どこにあるのか

行ってはならぬ道は、どちらだと言うのか

決めることを許さぬ決意は、世に多く巣食う

誰に問い

誰が答え

誰が決めるのか

その答えさえも、天は与えはしない

なぜか?

生は頼ることを求め、頼られることを嫌悪する

その対価が、ない答えなのかもしれない

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ブログ説明

このブログは製作者鈴猫が、個人的に作った詩を掲載しているトコロですcat

感想やアドバイスなど、様々なコメントを心待ちにしておりますcatface

よろしくお願いいたしますhappy01

なお、細かな説明として、付け足しておきます。 私はなるべく、皆さんのコメントは、どんなものであれ残しておきたいと思っています。 私の求めたアドバイスや感想が、多少厳しいものであったとしても、残しておきたいと思っています。 ただ、他のブログや掲示板、チャットを拝見させていただき、考えた結果、私個人の考えではありますが、あまりに不適切、悪意を伴なったコメントは、消していくことにさせていただきました。   このブログは、できるだけたくさんの方に御利用していただきたいと思っています。それは、なんの例外もなく、たくさんの方に見ていただきたいと思っています。 なので、このブログを御利用していただく際、製作者鈴猫の意見を尊重し、皆が快適に詩を楽しめるように、ご協力お願いします。

ですがconfident、コメントの中では自由に会話していただいて結構ですwink

詩に関係なくても、普通に皆さんの会話の場所、コミュニケーションの場所、歩み寄るための場所として、御利用くださいhappy01

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